勝っていれば幸せですか?

 

最近の私はドライフラワー作りにハマっています。

サロンにたくさん飾りたいのです。

 

綺麗に仕上がりましたら

このブログでもお写真でご紹介しますね(^^♪

 

 

こんにちは^^

生きづらさ解消カウンセラー木島です。

 

 

私はこのブログで

少しでも生きづらさが解消できるようなヒントを

発信しているつもりですが

最近とても生きづらそうな人と出会いました。

 

出会ったと言っても直接会ったわけではなく

YouTubeで知っていたということです。

 

知ってはいましたが

ここまで生きづらさを抱えていたことを

最近になって知ったということです。

 

YouTubeで炎上し

話題になっているあの方です。

 

半年前くらいから少し過激とも思える発言が増えていて

彼の内にある危うさのようなものは感じていましたが

不快感もあり

彼のYouTubeからは離れていたのです。

 

 

彼の発言は決して許されるものではないと思います。

 

 

ですが

 

私は今さら彼を攻撃するつもりは全くありません。

むしろ心配しています。

 

彼は今

彼が生きていく為の原動力になっていたものを

すっかり見失ってしまっている状態ではないかと・・・

 

 

 

彼は

彼の生育過程でたくさんの絶望を味わったと思います。

 

私が知っているだけでも

長期間の子ども間のイジメ・兄弟間の学歴・教師からの誤解等々です。

 

その時々の悲しみや悔しさの感情が未完了のまま大人になったので

彼は人に対して強い敵意があると思います。

 

人が嫌いで怖いのです。

 

なので

復讐心とまではいかなくても

人に負けないようにと頑張り続けたと思います。

絶対に勝者であり続けようとかなりの努力をしてきたはずです。

 

そして・・

 

いつしか彼の価値観は

勝者には価値があり、敗者は無価値だというような

とても偏ったものになっていったと思います。

 

YouTubeの中でも

知識が豊富な者は得する選択ができるし、儲けることもできる。

知識がなく損する選択しかできない者は無能だ

というような発言もあったように記憶しています。

 

そのような勝ち負け思考・損得思考で生きている限り

人は幸せではなく生きづらいのです。

 

一見プライドが高そうに見える人って

実は少ないプライドしか持っていないので

その少しのプライドを必死で守り続けなければならないのです。

 

なので

そのプライドを傷つけられると激怒するし

そのプライドを失った時はガタガタと崩れ落ちるのです。

 

 

彼が心理学にハマっていったことは理解できます。

 

ですが

心理学の学び方を間違えたのではないでしょうか?

 

心理学は

人の感情を読み取り操作するために使ってはいけないのです。

 

また

知識を詰め込み、感情をおろそかにしてはいけないのです。

 

心理学は他人を変えるために学ぶのではなく

自分自身を変えるためだけに学ぶものなのです。

 

心理カウンセリングの場でも同じです。

 

カウンセラーやセラピストはご相談者を変えることなど出来ません。

ご相談者自身に気づきがなければ問題は解決しないのです。

 

カウンセラーやセラピストはそのための道案内のような

お手伝いをするだけなのです。