強迫症(強迫性障害)の寛解とは?

 

 

こんにちは!

生きづらさ解消カウンセラー木島です。

 

 

現在の私は

お悩み全般に対応した心理カウンセリングを行っておりますが

以前の私は

強迫症と不安障害の専門カウンセラーとして活動をしておりました。

 

amebaブログで沢山の記事を書いたり

ホームページやメルマガも頑張っていましたが

実際に沢山の強迫症や不安障害の方のカウンセリングをするうちに

少しずつ『ある考え』に変化が生じてきたのです。

 

どのような考えに変化が生じたかというと・・・

 

(医師法で  カウンセラーは『治る』という言葉は使えませんが)


以前の私は『強迫症は必ず治る』という考えのもとに

カウンセリングしたり  記事を書いたりしていました。

 

ですが現在の私は違います。

 

『強迫症は必ず治る』という言葉は確かに希望にはなりますが

実際には

『完全に治る』とは言い切れない人が多いということが分かったのです。

 

 

強迫観念で苦しむほどではなく

少し工夫することで生活にも支障は出ないという

『寛解レベルになることを目標にする』

ことでいいと思うようになりました。

 

強迫症は もともと不安を感じやすい気質の人が多く発症するので

治ったようであっても再発することは少なくありません。

 

『強迫症は必ず治る』を前提にしてしまうと

「必ず治る病なのに治らないのは

努力が足りない自分が悪いのではないか?」

ますます苦しむことになりかねません。

 

強迫症であることは悪いことではないので

生活が楽になれたのならそれでいいのです。

 

 

 

ですが

「強迫観念が出ることは全くなくなった!」

という人がいることも事実なので

完治することもあり得るということは

やはり希望にはなりますよね。

 

 

 

話は変わりますが・・

 

私は

強迫症や不安障害の方々というのは

安心安全を実感することができない恐怖から

安心安全を望みすぎて

安心安全とはかけ離れた苦痛の時間を生きている状態

だと思っています。

 

限りある時間を

苦痛の時間として生きるのではなく

楽しい時間として生きるためにも

認知行動療法を生活習慣として実践してほしいです。

 

曝露反応妨害法は短時間で効果が得られると言われていますが

自ら避けてきた恐怖に体当たりするのですから

熟練した療法士さんの手助けが必要かもしれません。

 

ですが

不安レベルの低いことから始められる認知行動療法なら

さほどの恐怖はないのです。

 

そして

認知が変わらないと行動できないと考えるのではなく

行動することで認知が変わっていくということも知ってほしいです。

 

やり方も簡単です。

 

あなたに合わせたやり方でお手伝い致しますので

お気軽にお問い合わせくださいね。