こんにちは(*^^*)
生きづらさ解消カウンセラー木島です。
私のところにご相談にいらっしゃる方で
1番多いお悩みは
やはり人間関係についてです。
では
なぜ人間関係がうまく築けなくなるのでしょうか?
原因はもちろん1つだけではありません。
持って生まれた気質ということもありますが
大きな原因として愛着の問題があると思っています。
愛着の問題を抱えていると
・自己否定感が強い(自分を好きになれない)
・人が怖くて人嫌い
・気分がいつも不安定
・緊張感や不安感がとても強い
・家族を大切と思えない
・母子分離(自立)がうまくできない
・依存症や引きこもりやDVになりやすい
など
人格的にも問題が多くなるのです。
では
なぜ愛着の問題をかかえるようになるのでしょうか?
それは『生育環境にある』と断言してもいいと私は思っています。
①幼少期に安全基地を持つことができなかった。
(不適切な養育により安心安全をもらえなかった)
親からの人格否定・罵倒・虐待・ネグレクト
または
過保護(子どもの自主性・主体性を奪う養育)
など
家庭が安心安全な場所ではなかった。
②愛着の対象喪失
愛していた人を亡くす・大切にしていた物を奪われるなど
大きな喪失感を味わってしまった。
特に幼い子どもにとって
安心安全を与えてくれていた人を失うことのショックは計り知れないものです。
③親自身が愛着の問題を抱えていた
親自身が愛着障がいである場合
子どもにとっては不適切となるような家庭しか築けない。
または
親が子どもに依存して 親子逆転になってしまった場合
親の面倒を見続けなければいけないという思い込みに苦しみます。
これら3つの事柄から
子どもは愛情不足感や不安感を慢性的に抱えながら生きていくことになります。
では愛着問題の解決方法はあるのでしょうか?
大人になってから愛着の問題を解決するのって
そう簡単ではありません。
なぜなら
今さら同じ親に
愛情たっぷりな育て直しをしてもらうことなんて
限りなく不可能なことだからです。
ですが
時間をかけながら解決していく方法はいくつかあります。
①自分で自分に愛情を与える
インナーチャイルドワーク(セラピー)は最適な方法です。
②安全基地を持つ
心から信頼できるパートナーや友人と愛情関係を築く。
③自己肯定感を高め 自分を好きになる
自分を許し認めることで自分を好きになり
自分を好きになることは人を好きになることに繋がります。
④愛着対象を持つ
子どもやペットなどに貰えなかった愛情を与える。
⑤過去と向き合い 認知を戻す
過去のつらかった出来事と感情を書き出す。
その時に貼ったレッテルは実際そうなのかを考えることで
歪んだ認知を戻す。
と書いてみましたが
一人でやるには
ネガティブな感情だけがバーッと噴出してしまい
危険な場合もあります。
できれば
セラピーを勉強しているカウンセラーやセラピストの助けを借りることを
お勧めいたします。